ご相談室
よくある質問
障害福祉についての質問
Q1. 障害福祉サービスの利用料はどのくらいですか?
障害児通所支援および障害福祉サービスを利用する際は、国が定めた単価に従って、利用者負担が発生します。(原則1割負担。ただしサービス内容によっては、さらに一部実費が必要な場合があります。)例えば、放課後等デイサービスの場合、一回1,000円程度です。
なお、世帯の収入に応じて、利用者負担の軽減措置があり、1ヶ月の負担額に上限が設けられています。
Q2. 障害者手帳とは何ですか?
障害者手帳とは、手帳を持っている人の障害の種類や程度を証明するものです。携帯できるように、手帳サイズになっています。身体障碍者手帳・療育手帳(知的障害・発達障害)・精神保健福祉手帳の3種類があります。
手帳を持っていると、障害福祉サービスを利用できたり、レジャー施設や公共施設の利用料や公共交通機関の運賃の割引を受けられたりします。また、各種手当の給付や、税金の軽減が受けられることもありますが、それぞれ要件があります。
保護者または本人が居住する市の市役所が申請窓口になります。西宮市の場合、身体障碍者手帳・療育手帳・精神保健福祉手帳は、障害福祉課が担当課になりますので、詳細はそちらにお問い合わせください。
Q3. 受給者証とは何ですか?
18歳までの子どもさんが障害福祉サービスを利用する場合、まずは事業所の見学に行き、利用の相談をした上で、保護者が西宮市生活支援課(0798-35-3923)または相談支援事業所でサービス利用の申請をします。そこで、障害支援区分の認定を受けます。それを参考に利用できるサービスの種類と量(時間、日数)が決まります。これらの手続きが終わると「受給者証」が発行され、サービスが利用できるようになります。障害児通所支援に利用には障害支援区分認定は不要です。
受給者証には、サービスの申請者の名前や利用者の名前、利用できるサービスの種類、量が書かかれています。サービスを受けるときは、事業所にこの受給者証を持って行き、利用した期間等を記入してもらいます。
Q4. 療育って何ですか?いつからはじめればいいのですか?
療育とは、子どもさんの持っている特性を理解し、それに合わせた対応をしながら育てることです。保護者や子どもさんの生活のしにくさを軽減する事を目的としています。
狭い意味では、対人面でのトレーニングを指し、小児リハビリテーションと言われることもあります。そのため、医療機関や専門機関で行われるもの、というイメージが強いですが、子どもさんが多くの時間を過ごす家庭や学校こそが、大事な療育の場と言えるでしょう。(言語訓練等では、ある程度、指導者の指示に従える年齢になるまで訓練開始を待つ場合もあります。)
どんな配慮が必要なのか、個別のトレーニングが必要かどうか迷ったら、こども未来センターなどの相談機関にご相談ください。
就園就学についての質問
Q5. 幼稚園で必要な力とは?
まず、集団で学ぶことの意味はなんでしょう?保護者の方はなぜ幼稚園に入園させたいのでしょう?子どもの社会入っていくのは子どもさん自身です。子どもさんの目線に立ち、人数は子どもさんに合っているか、教育方針は合っているか、先生の体制はどうなのかなど考え、幼稚園選びができるといいですね。また、入園するタイミングも重要です。ある程度、基本的なことが身についてからでないと、お友達とも楽しく遊ぶことができません。
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- 一斉指示が聞け、友達を見ながらでも活動しようとする。
- トイレの自立ができている。
- 自分の身の回りのことがある程度自立している。(お弁当、衣服の着脱など。)
- 活動に楽しみながら参加することができる。
- ある程度の認知力。
などが必要となってきます。
Q6. 小学校で必要な力とは?
小学校では、幼稚園と違いレベルがぐんと上がります。個人のスキルも必要とされ、学習も入ってくるため、日々の積み重ねが大切となってきます。また6年間の間に心身共に成長し、思春期も迎えます。その頃までに、ソーシャルスキルや感情のコントロールなど身に付けておきたいものですね。
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- 自分で時間割を合わせる、持ち物を自分で準備しようとする。
- 自分で衣服の着脱をして教室移動しようとする。
- 友だちとコミュニケーションがとれる。
- 45分×5 座って授業を受ける。
- トラブルを自分たちで解決しようとする。
- 今日の出来事など時系列を使い説明しようとする。
- 板書ができる。
などが必要となってきます。
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